2013/07/02

Wilhering part(2)

Wilhering修道院の隣の公園で昼食中です。とってもきれいな公園でさわやかな風も吹いています。今日は少し日差しが強いですが、木陰に入るととても気持ちいいです。お昼はいつものように持参のサンドイッチとオンレンジジュース。ほとんどお金はかかりませんね(^0^)


さて、午後からはドナウ川沿いの街、ウーファーに向かいます。なにやら古城らしきものが見えてきました。Schloss Ottensheimというらしいですが、大変情報が少なく、登る道もわかりにくいです(というか、見つかりませんでした)。

このオッテンスハイムという街とウーファーの街は渡しフェリーが存在しています。ちょっと尾道の渡し船を思い出してしまいました(^0^)。進行方向が少し変でしょ? この方向のまま、カニのように横移動していきます。ドナウ川の流れが速いためなのか?と思っていたら、なんとこの船、見えにくいですが、先端に誘導ワイヤーが装着されていました。そうです。別に両岸に渡されたワイヤーから引っ張ってもらいながら移動しているようです。すごいな~。

渡し船に乗りたい気持ちはあったのですが、自転車まで含めると5EUROぐらいかかるので、無料の迂回路を目指します。迂回路は落差による水力発電所です。下流にも同じようなものがありましたよね。先月に比べて、だいぶ水の流れは治まったようです

ここは自転車や歩行者のみに開放しているドナウ川の重要な渡りルートです。おっと、自転車以外に馬も通れるみたいですね(笑)。
ちなみに自動車は通れませんので、先ほどのフェリーで渡るか、10km先の橋を渡るしかないようです。ドナウ川は意外と橋がありませんので気をつけないと大変な目にあいます。

ドナウ川の反対側に出て、あとはひたすらリンツまで戻ります。自転車道は主要道路に沿っているので、ただひたすら漕いでいく辛い旅程です。更に自転車道が狭くて、遅い人がいるとちんたら付いていくしかないです。まあ急ぐ旅でもありませんので、サイクリング、サイクリング...

ようやくリンツの街並みが見えてきました。ドナウ川は相変わらず泥水です...あれ?...泳いでいるぞ!...こんな濁った水でよく泳ぐな~。しかも砂浜のビーチではなく、単なる土手ですよ。いくら日光浴が好きなヨーロッパの人でも、ここはないよね(笑)。

ドナウ川沿いには写真のように素敵なカフェがたくさん点在しています。カフェですが、みなさんビールを飲んでいます。自転車を漕いで喉がカラカラな私は何度、引き寄せられそうになったか...(笑) チキショーと思いながら自宅まで帰りました。もちろん帰宅途中のガソリンスタンドのお店で缶ビール(0.6EURO, 500ml)を買って帰りましたよ!自宅でプシューです(^0^)。

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