Budapest (1) First step
オーストリアも近郊は制覇しつつあり、次はどこに行こうかと考えていた矢先に、Z会ヨーロッパ駐在員のT氏から、「ブタペストの宿泊宿にサイドベッドがあるけど、遊びに来る?」とのお誘い(^o^)。まさに天の声!2つ返事で「行く、行く!」と返信。初の国外脱出です。経路は以下のようになります。距離にして約450km。東京-京都間ぐらいですかね。
ブタペストまでは直行の鉄道があります。正味4時間、値段は往復で90EURO。で、金曜日の夕方からいそいそと出かけることになりました。直行便はオーストリア鉄道の特急、RailJetです(もちろん2等席でっせ)。いきなり1時間の出発遅れがありましたが...
ウィーンを経て、ハンガリー国境を越えると途端に駅での景色が変わります。列車や設備が全てちょっとレトロな雰囲気になってきました。おお!東欧だね。
順調に移動して、ハンガリーの北部の都市Győrに到着。変なアナウンスが流れ、ここでたくさんの人が降りるのを見て、「へ~なんかあるのかな?」などと気楽に見物していたら、若いお兄さんが「英語わかる?ここで列車は終わりだよ」と言ってきた...
なに???...確かに見渡すとみんな降りている。聞いてないぞ! で、お兄さんに理由を聞くと、「ドナウ川の氾濫でここから先は列車で行けないんだ。バスに乗り換えて移動だよ」とな! おいおい、鉄道は以前から情報が少ないので苦労しますが、ドイツ語とハンガリー語のアナウンスだけでは、旅行者はどうしたらよいのでしょう! まあ、しぶしぶ列車を降りて、バスに乗り換えます。予約した席をどうしてくれんねん(*_*)。
バスの中はギュウギュウです。また、高速を走っているのですが、道が悪くて乗りここち最悪。バスでの移動は1時間以上かかりました。
ようやくTatabányaという街に到着して、再び列車移動です。しかも、席の予約は無効になり、みんなで争奪ダッシュ大会です。わお!(まあ、負けませんけどね(笑))。ブタペストまであと60kmぐらいですが、もうこの時点で予定の到着時間を過ぎていますので、T氏に電話連絡。このときだけは電話がつながるって心強いと思いました。
予定より90分も遅れてブダペスト東駅へ到着!本当ならここで換金しないと地下鉄にも乗れません。でもT氏が迎えに来てくれていて本当に助かりました!東駅の換金はレートが悪いので有名です。またスリの集団もいるとのことで、かなり不安でした。ちなみにハンガリーの通貨はforintです。1forint=0.43円ですが、ユーロから換えますので、1EUEO=290Forintぐらいですかね。頭がこんがらがります。まあ、forintを半分にしたら日本円ぐらいだと考えてください。
T氏は夕食も待っていてくれました!ありがとう。早速、ドナウ川沿いのレストランで乾杯!初ハンガリー料理はアスパラガスのサラダとベーコンのトマト炒め。とってもあっさりしていておいしかったです。
川面のほうに目をやると、ブタペストの夜景が見えます。おお、「ドナウの真珠」と言われるだけあって、とても夜景がきれいです。お天気もよく、明日からの観光が楽しみです。
なお、たくさんの写真を撮ってきたので、このシリーズは10回分ぐらいのネタがあります。おたのしみに(^0^)
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