Summer vacation Venezia part5
おはようございます。ベネチア2日目です。今日は朝から晴天です。島めぐりをする予定なので水上バスの12時間券を買うために並んでいます。いままで息子には子供料金が適用されてきたのですが、この水上バスは通用しないようです。一人16ユーロもかかります。高い!(-_-)
水上バスは島内の至る所を結んでいます。でも右回りと左回りがあり、停留所が一緒だったり違ったりと、大変ややこしいです。ベネチアに行かれる方は下調べを念入りに。ICが埋め込まれているカードを乗船のときにタッチします。ただ、改札があるわけではないです。時々、中で検札員が廻っています。
まずは船で45分かかるブラーノ島へ出かけます。少し遠いので、水上バスも少し大きくなって、あまり揺れません。ちょっと船酔い気味の息子は渋い顔をしていますが...
ブラーノ島周辺の島が見えてきました。ここら辺の島は全て堆積物(砂州?)の上にできていますので、海に浮いているようにも見えます。これじゃ、高潮が来たら水没しますよね。
ブラーノ島へ到着しました。この島は家の壁の色がとってもカラフルなことで有名です。なんでも海が荒れて漁に出れない一人の漁師さんが家のペンキを塗るときに派手にしたのが始まりとか。面白いものですね。
もう一つの名産はレース編みです。今では編んでいる人はいないそうですが(ということは輸入か?)、島のお土産屋さんのほとんどがレース編みを売っています。細かい模様でかわいいのですが、結構なお値段で。
奥さんはレース編みで御機嫌なのですが、私もきれいな写真が撮れて御機嫌です。素人でも非常に絵になる写真を撮ることができます。カメラ好きのみなさん、ぜひ訪問を(笑)。
カラフルな家に洗濯物と地元の方々がとてもマッチします。地元の人としてはこうして写真をネットに公開されるなんて、ちょっと複雑かもしれませんがね。ごめんなさいね。
堆積土壌の上にできた街なので地盤沈下もあるのでしょうね。この教会の塔は明らかに傾いている...ピサの斜塔といい、イタリアには傾いたものでもOKなのか? 日本では大問題になってしまうところでしょうね。
続いて、ムラーノ島へ移動しました。こちらはブラーノ島より大きく、サンタルチア本島からもすぐ近くの島です。
ムラーノ島はガラス細工で有名な島です。そう、ベネチアンガラスはここがオリジナルです。様々な色合いを表現できることが特徴で、カラフルな商品がたくさん並んでいます。
ただ、街の至る所に「我々は中国製をベネチアンガラスとは呼びません」という張り紙があるように、最近では中国製の安い商品に市場を奪われているようですね。
両方の島はサンタルチア本島に比べるとのんびりしていて、とてもお勧めです。しかし、大量に押し寄せる観光客が地元の人の生活を変えつつあるのも事実かもしれません。どちらが幸せなのか...我々にも共通した問題かもしれません。
Part6に続く
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