2013/08/30

Summer vacation Salzburg part1

更新が遅れてすいませんね。夏休みをとっていました(^0^)
夏休みはこちらに家族が来て、近隣諸国を回りましたので、その様子をアップします。
まずは出かけたルートマップをこちらに。すべて列車にての移動になっています。


今回は最初に行ったザルツブルグについて投稿します。ザツルブルグは滞在しているリンツから電車で1時間10分の近さ。あまりの近さに本格的に行ったことはなく、今回が初めての探索でした。

荷物を駅のコインロッカーに預けて、まずは旧市街へ向かいました。リンツとは違ってトラムがないので、歩いて移動です。20分ぐらいかな?旧市街の中心部(レジデンツ)にやってきました。ちょっと曇り気味ですが、天気予報は晴れです。

ここからケーブルカーに乗って高台にあるザツルブルグ城を目指します。でもなかなかケーブルカーの入り口がわかりにくい。プラハやブタペストでは街の地図が至る所にありましたが、ここザルツブルグにはないので苦労します。

ケーブルカーは1分ぐらいの乗車ですが、12ユーロも取られます。このチケットはザツルブルグ城の入場料も含まれているとのことでしたが、城でのチェックポイントはありませんでした。時間に余裕のある人は徒歩で登ってきたほうが良いかも。40分ぐらいかかるそうですがね。

お城から見たザルツブルグ旧市街です。いい景色ですね。真ん中に川が流れていて、こちら側が旧市街、川向こうが新市街と呼ばれています。6月の洪水のときにはこの川が氾濫したようです。

下の広場も良く見えます。ん?だれか、金の球の上でパフォーマンス? すご~く気になりますね(笑)

お城の中にはいろいろ見学するところがあります。これはお城へ入るための階段。お城はドイツにたくさんありますが、ここオーストリアでは非常に珍しいです。といってもザルツブルグはドイツ列国に吸収された歴史もあるため、ドイツと似たお城があるのだと思います。

中に入るとなぜか人形劇場と博物館が? ちょっと意味が分からなくて戸惑ってしまいます。有名でしたっけ?

さすがオーストリアですね。中世の武器や器具を単に展示するのではなく、アートとして披露しています。

王室の間です。金色の装飾が施されていますが、黒い壁が基調となっていますので、どことなくシックです。ハプスブルグ家のきらびやかさとは少し違いますね。

柱もユニークです。ウィーンなら見事な装飾像がちりばめられていますが、この城ではシンプルかつ力強いデザインが採用されているのが興味深かったです。

お城の見学は約1時間ぐらいでした。ケーブルカーのチケットは往復分ですのでケーブルカーを使って下に降りてきました。う~ん...素敵なんですが、今一つ感動するところがなく、微妙な評価ですね。
part2に続く。

Summer vacation Salzburg part2

ザルツブルグ探索の続きです。お城から降りてきました。うろうろしているうちにサンクトペーター教会の墓地に出てしまいました(笑)


こちらがサンクトペーター教会です。立派な教会ですね。このあたりでは最古の修道院のようです。

中へ入ると漆喰の白い壁に絵が貼り付けられていて、今まで見たことがないような教会です。実はこの地下にはカタコンベ(地下洞窟)があるそうなのですが、家族の世話に気を取られてしまい、見忘れてしまいました(涙)。

このころから晴れ間が出てきて、気温がどんどん上がります(涙)。こちらはフランツィスカーナー教会。しかし、この旧市街の一部になんでこんなにたくさんの教会が密集しているのでしょうか?(後で写真を整理しているとき混乱します)

お昼を食べたあと(ホットドック)、街ブラをしていきます。今はザルツブルグ音楽祭の開催時期でもあり、観光客が世界中からたくさん来ています。残念ながら音楽祭はチケット入手や服装(正装)制約などから、今回は見送っています。まあ、もう少し年をとってからですね(笑)。

たくさんのお土産屋さんがあるので、みなさん嗜好を凝らしています。このホットドック人形は初めて見ました! だけど少しも可愛く見えないのはなぜでしょうかね(笑)

おお、ここザルツブルグにもパフォーマーがいました!息子はパフォーマーを見るのが初めてのようで、大変驚いていました。しかもこのパフォーマー、じっとしているだけでなく、「ワオー」といって驚かせてきます。....でも驚かせたらお金をもらえないのですがね...

旧市街の通りにはモーツアルトの生家があるとのことで探していたら...これ?

ちょっと、しょぼい。しかも1階がSPAR(食料品店)になっているし...

お土産屋街の終端にはブラジウス教会がありました。面白い形をしています。後ろ半分が岩壁にはいりこんでいるような。でもこのころには歩き疲れて、入る気力が残っていませんでした。

ザルツブルグの旧市街を抜けて、新市街(駅)へ戻ります。もうすこし探索したいような、これで十分なような、中途半端な感想を抱かせる観光でした。時間の制約もあるし、こんなものなのかもしれません。

次は向こうに見える山々の中に突入していきます。次回をお楽しみに。

Summer vacation St. wolfgang part1

ザツルブルグの街を離れて、いよいよオーストリアの大自然地帯に足を踏み入れます。まずは位置関係を地図で確認しましょ。今回はサンクトウォルフォングという街に拠点を構えて、さまざまなところへ行きます。


まずはサンクトギルデンという街までパスで50分、走ります。そのあと、この街から船でサンクトウォルフォングまで移動します。(船を撮り忘れたので、http://wolfgangsee.salzkammergut.atから拝借)

この時期の船旅は気持ちいいですね。明日登る予定のシャープベルグ山もきれいに見えます。

サンクトウォルフォングの街までは約40分で到着です。かわいいチロル風の町並みです。今日はもう夕方なので近くを探索して宿泊します。

この写真で夜の8時ごろ。日中が長いですね。写真に写っている教会の横が今日のホテルです。

ホテルからの夜景写真です。今回はベランダ付きを予約しました! でも隣の教会の鐘が夜遅くまで鳴っていて、結構うるさかった...

翌朝は早く起きて、シャープベルグ鉄道で山頂まで登ります。最初の電車は9時15分発で、これに乗るためには宿泊しているか、車で来るしかないです。

機関士さんたちが準備を始めました。電車ではないのでディーゼルかなと思いましたが、どうも蒸気機関のようです。大丈夫かな?

登り始めました。かなりの急こう配をガタガタと登っていきます。歯車が下についているタイプの登山電車ですね。それにしても朝一番の電車にもかかわらず、満席です。

山頂駅に到着しました!乗車時間は約50分。料金も往復で31ユーロとすごく高いですが、徒歩で登ってくると4~5時間かかるそうで、まあ、いいか(^0^)。

山頂からのパノラマビューをお楽しみください!(クリックください。少し大きめのサイズで楽しめます)

山頂には宿泊できるレストランと小さなカフェが営業しています。このカフェの立地がすごい。最初に建てた人は大変だったでしょうね。

パラセーリングを楽しんでいる人たちもいました。湖に向かって降りて行くって気分いいでしょうね。この絶景ポイントで2時間ぐらいゆっくりしました。(お弁当も持ってきていましたので)

Summer vacation St. wolfgang part2

シャープベルグ山から降りてきて、次の世界遺産に移動します。そう、ハルシュタットです。ここからバス・電車・船での移動になります。


バットイシュルという街までバスで移動してきました。ここから列車にてハルシュタット駅まで移動します。ローカル路線は1時間に1本ぐらいしかないですが、のんびり走るので、結構好きです(笑)。

ハルシュタット湖が見えてきました。奥は2500m級の山々です。青空と緑と山肌のコントラストが素晴らしいですね。

ハルシュタット駅からは船で対岸の街まで渡ります。この船、乗っているのはたった10分ですが、片道9ユーロとめちゃくちゃ高い!ぼったくりですね。

写真には欧州の人も写っていますが、実はこの船、アジアンの乗車率が半端ない。約1/3がアジア人です。しかも日本人、中国人、韓国人に限定(笑)。

ハルシュタットの街が近づいてきました。ここは単なる塩鉱山の街だったのですが、塩坑からは古代の墓地遺跡が発見されて一躍有名になりました。またその街の様子が日本のテレビで紹介され、超観光地になったようです。

かわいい町並みが山肌にへばりついているという感じでしょうか。町並みはウォルフォングとあまり変わりませんが。我々は見てきたのでそれほど感動はないですが、初めて来た人には興味深いでしょうね。

さて、有名な写真ポイントがあるはずです。ちょっとの滞在時間なので、写真ポイントを探して細い路地を歩きまわります。なんか、日本の尾道みたいな感覚です(笑)。

教会が見える高台までやってきました。ここからの景色もきれいですが、ちょっと違います。でも息子はしきりに写真を撮っていました。

乗ってきた船が小さく見えますね。でも本当に限られた場所に建物が建っている様子がわかると思います。

ありました!ここです。ここ。 いろんな本の挿絵やポスターになっている場所です。絵になりますね。本当は朝一番に撮影すると湖面に映った街並みがとてもきれいだそうですが、夕方のハルシュタットもなかなか素敵です。

あと、奥さんはいろいろ買い物をして時間を過ごしました。息子は大自然が気に入ったようです。私もきれいな写真が撮れてよかったです。

でも、わざわざこの街のためだけに来る程ではないですね。改めて日本のメディアの宣伝能力とそれに影響されやすい日本人を実感してしまいました。
(後日、別のオーストリア人にも、「なぜアジア人はハルシュタットが好きなのか?」と聞かれました...)

Summer vacation Venezia part1

今日は移動の日です。ウォルフォングを朝に出て、ザツルブルグから国際列車でベネチアまで向かいます。再び地図で確認。


実はウォルフォングからザルツブルグまでの移動はStrobl bus terminalで乗り換え1分という厳しい行程がありました。ヨーロッパのアバウト社会でとても危険なのですが、これしか便がないのです。ドキドキしながら出かけましたが、案の定、バスは遅れています。あわわわ...
ただ、乗り換えの場所からザルツブルグ行のバスが出発した間際ですれ違いましたので、運転手さんが相手のバスを止めて、何とか乗り継ぐことができました。ふ~。やはり危険です(笑)

あとは無事、ザツルブルグから余裕で列車に乗り、まずはオーストリアの深層部、インスブルックへ向かいます。ここも高い山々がそびえる観光地なのですが、乗り換え時間が40分しかないので、昼食だけ買うことにしました。

乗り換えた国際列車はイタリア・ベネチアのサンタルチア島まで直行で行きます。しかし所要時間は5時間。ベネチアはヨーロッパ屈指の観光地なので、国際列車も満員です。予約を取っておいてよかった(^0^)

イタリアへ入りました。駅の様子もオーストリアとはちょっと違います。ちょっとラフになってきたな?と思うのは私の先入観ですかね(笑)。ただ、自動販売機が多くなってきたので、イタリアが少し日本的に思えてきました。

しばらく走ると...おお!海です。オーストリアへ留学して4か月、初めて海を見ました(笑)。対岸に見えるのがベネチアのサンタルチア島です。

ベネチア・サンタルチア駅に到着。既に時刻は18時を過ぎていますが、日差しが強い...

駅の目の前には早速、運河と寺院がお出迎えです。で、この写真でお分かりのように、この島は自動車はおろか、自転車さえも通行禁止の街です。歩くか船に乗るかしか移動手段はありません。

早速、宿に荷物を預けて、夕食&散歩に出かけました。すげ~運河だらけ...というか、どの家も川に面しているのですね。

見知らぬ寺院ですが、なんとなくオーストリアの寺院と違います。入口付近に船着場というのもすごいですね。

夕食はパスタにしました。楽しみにしていたのですが、高いわ、塩辛いわで...店のチョイスを間違えましたかね?(名誉のため、店の写真掲載はやめました) 
でも一応、ガイドブックに載っていた店なんですけどね。値段も10EURO以上しましたし...ちょっと明日からの食事に不安を抱かせる夕食でした。日も沈みかけています。

こちらが2泊するホテルです。これでも一泊17,000円するのですよ(3名部屋ですが).まあ、駅に近いし、フロントは愛想がいいし、朝食+エアコン付きなので、泊るだけと考えて我慢しました。ベネチアのサンタルチア島は土地も少なく、ホテルも高価になります。お金持ちが楽しむ観光地なのですかね。

Part2へ続く...

  © This Blogger template is provided by Ourblogtemplates.com 2008

Back to TOP