2013/07/05

AirPower13 (1)

研究室の学生さんから、"Are you interesting to Airplane?"と問いかけられました。。。
なんでも今年、オーストリアでヨーロッパの著名なアクロバットチームが一堂に会する、AirPower13という航空ショーが開かれるとのこと。そんなおいしい話を見逃す手はない!ということで、いそいそと出かけました。場所はオーストリア南部のZeltwegという街。地図を記しますが、200kmぐらい離れている~(^0^)


移動手段は電車しかないですね(笑)。朝7:00の電車です。片道24EUROの早割を購入済みです。5時半起きでサンドイッチを作り、前日にスーパーで安いジュースを買い、当日の朝は自転車で駅まで行きました。今日も節約、節約です...(この年になってやると結構つらい)

LinzからZeltwegまでは直行便はありませんので、電車を乗り換えて行きます。まずはseltzthalという街でIC(InterCity)に乗り換え。ICって、ドイツ国鉄の特急ですね。オーストリアのこんな田舎駅を通過しているなんて...

つぎに、St. Michaelという駅で乗り換えます。この駅はWienやGrazといった都市からも合流するところなので、人がたくさんホームにいます。みんな航空ショーに行く人みたいです。ここで駅員さんに、「この駅始発の電車が1本後に来るから、そちらに乗った方がbetterだよ」と教えてもらいました。確かに直後に来た電車はWienから来たようで、めちゃくちゃ人が乗っています。一本後の電車は座って行けました(笑)。

Zeltwegにつくと、駐車場から来る人も合流して、すごい行列になっています。なんでも2日間で20万人の観光客だそうで、わお~、浅草の花火大会見たいなものかも。でも、東京に比べれば、こんなの混雑のうちに入りませんね...Japanease恐るべき。

会場に着きました!オーストリアでは見たこともないたくさんの人、人、人ですが、さすが飛行場。隙間はところどころあります。航空ショーを見ながら、落ち着いて見えるところを探しましょう。こういうとき、人混みを読むという能力が生かされます。一人で気軽ということもあり、居場所は簡単に見つかりました。

ヘリコプター編隊が通り過ぎ、上空からパラシュート部隊が降りてきて、ショーの始まり始まりです!


ハハハ、今回はここまで。次回をお楽しみに! Part2へ続く。

Airpower13 (2)

それではAirPower2013の始まりです。ただ、あまり飛行機の写真ばかりは面白くないという人もいるでしょうから、ここではショーの流れに合わせて簡単に紹介していきます。もっと写真を見たい人は別ページに飛びますので、リンクをクリックしてくださいね。

まず最初にすごい勢いでぶっ飛んでいったのはNetherland空軍のF16 fighting falconです。日本の自衛隊でもモデファイしてF2という名で運用されていますので、有名ですよね。でも、これはデモ用の戦闘機ですよね。こんな派手派手(笑)。偶然、良いカットが撮れました。なんせ、音がした時にはもう先へ行っていて写らないのですから...


アクロバット飛行を終えて着陸してきたところです。ブレーキ用のパラシュートが自国旗なんですね。おしゃれ。このあと誤ってパラシュートを分離してしまい、作業員があわてて取りに行くという落ちがありました(^0^)。

つづいて、スイス空軍のHawker Hunterが登場です。イギリスで開発され、2000機弱も製造された名機ですね。多くの国で既に退役されていて、今はこのようなショー向けの飛行機になっているようです。

この航空ショーでは往年の飛行機もアクロバットを披露します。こちらはRedBullアクロバットチームのプロペラ機です。遅いながらプロペラ機特有のアクロバットを見せてくれます。

同じく、RedBullなんですが、なんと、これはダッソー/ドルニエ社のAlpha Jetではないですか。1980年代に活躍した中型戦闘機で、Google創業者も購入したことで有名になった飛行機ですね。RedBullも購入していたなんて...プライベートカンパニーながら恐るべき!

さて、前半の注目すべきアクロバットチームはスペインのPatrulla Aguilaです。自国CASA社が製造している C-101 Aviojetという飛行機のようです。初めて見ました。やはり航空ショーは自国の航空産業のアピールも兼ねているのですね。

このチームは7機編隊で、とても美しい動きをします。超音速飛行機と違い、亜音速飛行機は写真も撮りやすい(^0^)。

最後はスペイン国旗色である黄色と赤のスモークできれいに決めてくれました。
ブラボー!

このようなアクロバットチームが演技をすると、兵隊さんたちも自分たちの仕事を忘れて見学しています(笑)。

ショーはまだまだ続きます。Part3をお楽しみに。

AirPower13 (3)

AirPower13の続きです。
先ほども登場したF16ですが、こちらはBelgian空軍の飛行機です。装飾がなされていないので、ひょっとして現役かもしれませんね。フレア弾(赤外線追跡ミサイルを騙す)ですかね。反転最上空で発射するなんて、まさに実践のようです。


お次はスイス空軍が誇るアクロバットチーム、Patrouille Suisseです。他国が小回りの利く中型機を投入しているのに対して、本格的な戦闘機を使っています。機種はF-5E Tiger。エリア88という漫画を読んだことある人は憧れの飛行機ですよね(笑)。

大型機故に旋回というよりは、高速で飛ぶ編隊を得意にしているようです。音速でこれだけの飛行機が飛ぶと、迫力も十分です。

それにしても美しい機体です。アメリカのノースロップ社の設計のようです。初飛行は1960年と古いのですが、古さを感じさせないデザインってあるんですね。

さて、戦闘機は一段落して、続くは各種航空機器です。まずはヘリコプタ.で、でかいです。こいつ。英国のWestland Aircraft社のヘリで、300km/hも出るのだそうです。

続いてオ-ストリア空軍のSikorsky社のS-70 Black Hawk。こちらは日本の自衛隊も採用しています、超有名なメーカーだそうです。すんません。ヘリには疎くて...でも今回、このヘリがすごいスピードでバックしたのには驚いた。なんでもできるのですね、ヘリって。

続いて輸送機です。RedBull所有の輸送機ですね。何を運ぶのでしょうか?(デモ用ということはよく存じています...)メッキピカピカです(笑)

オーストリア軍の輸送機。速度はゆっくりですが、重量感があって、低空で通過すると圧力で押されるような気がします(実際はそんなことないですので...)

輸送機で面白かったのは地上に展示してあった下記輸送機。なんだか人気アニメキャラの、偽物の顔のように見えたのは私だけでしょうか...

次のPart4が最後になります。お楽しみに。

Airpower13 (4)

AirPower13のレポートも最後になりました。航空機マニアの方々は、ところどころにあるリンクをクリック頂けれれば、たくさんの写真を用意してあります(笑)。

いきなりですが、イタリア空軍のアクロバットチーム、Frecce Tricoloriの登場です。飛行機はイタリア製のアエルマッキMB-339で、決して性能の高い飛行機ではないのですが、ここのチームの売りはその飛行機編隊の数です。10機編隊です!


はじめは1機のソロと9機の編隊が代わる代わるにショーを行います。

そして途中から合流して、スモークをうまく使った編隊飛行を繰り広げます。ちょうど良い写真が撮れました。9機のスモークの中に1機のソロが突っ込んでいく超難技です。

そして最後はイタリアカラーで空を埋める大編隊です。素晴らしい!一糸乱れぬ動きというのはこういうものをいうのですね。


さて、最後は私がとても楽しみにしていたEuroFighterの登場です。オーストリア軍にも17機ほど配備されていて、その中の2機がショーを繰り広げます。

とっても早くて、写真が追い付きません。というか、私の腕が追い付いていないのでしょうけどね...ブレブレですいません。

このAirPower航空ショーは山の盆地みたいなところで行われていますが、その山ぎりぎりを旋回してくる姿も、ここならではの風景でしょうか。

このEuroFighter、後方のデルタ翼で安定化を図り、前方にあるカナル翼で俊敏な操縦を可能とした素晴らしい飛行機です。しかも美しい!この機体は日本ではほとんど見ることができないので、これを見ただけで来たかいがあったというものです。

自国のトップパイロットが飛んでいる姿は誇りなんでしょうね。軍人さんたちもその雄姿を十分堪能していたようです。

以上、半分以上、わたしの趣味でお送りいたしましたが、とっても満足しました。短期間のヨーロッパ滞在で、こんな素敵な航空ショーを見ることができるなんて、とっても幸せです(日本に残してきた奥さんと子どもたち、ごめんなさいね)。

2013/07/02

Wilhering part(1)

先週の日曜日はドナウ川を20kmぐらい遡ったヴェルフェリングという街にサイクリングに出かけました。アパートでじっとしていても、ひきこもり状態になってしまいますので(笑)。いつものように地図を掲載します。ドナウ川沿いの道は単調であることが予想されますので、わざと山の中に突入して、ダートランを楽しみたいと思います。


リンツの街を超えると、いきなりこのようなカントリーサイドになるのが良いですね。ここって、リンツの中央から直線にして6kmぐらいしか離れていませんよ。ちょっと見にくいですが、山の上に、リンツの象徴的建物であるPoestlingbergが見えます。畑には枝豆の仲間でしょうか?青々と育っています。

森へ突入する前の景色です。だんだん標高が上がってきていることがわかりますか?
5月には青々としていた麦畑もだんだん色づき始めています。写真ではわからないでしょうが、既に登りにかかっているので、ハアハア、ゼイゼイです。

林道! ここのダートは非常に整備されていて走りやすいです。枝道もたくさんありますが、メインのルートがしっかりしていて、看板も多いために迷わなくて済みます。ただ、前日、雨が降ったせいか、休憩して止まると藪蚊に刺されました。もうそんな季節なんですね。虫よけを買わなければ...

約8kmの長い林道を走破すると、その終着点にStift Wilhering修道院があります。前から修道院と教会の違いがよくわからないのですが、修道院には必ず教会があるし、居住や勉強するような会議室も多くあります。ですので、キリスト教をよりどころにした学び屋が修道院だと理解しています。

この教会、入ってびっくりです。ロマネスク様式の入り口やゴシック様式での教会内部と、非常に豪華でかつ重厚な作り方です。ヨーロッパの地方の教会はこのように結構すごいことが多いですね。

特にここの教会は側面と天井のフラスコ画が見事です。いろんな宮殿で見てきたものと引けを取りません。今までお金を払ってみた宮殿はなんだったんでしょうか? でも、観光客がこんな田舎に来るのはお金よりも大変かもしれませんね。

午後からミサが開かれるのでしょうか。修道士の方々が準備をしたり、オルガン奏者が練習をしていました。せっかくなので、30秒ぐらいの動画を掲載してみたいと思います。音もありますので、お楽しみください。

ちょっと長くなりましたので、part(2)へ続く!

Wilhering part(2)

Wilhering修道院の隣の公園で昼食中です。とってもきれいな公園でさわやかな風も吹いています。今日は少し日差しが強いですが、木陰に入るととても気持ちいいです。お昼はいつものように持参のサンドイッチとオンレンジジュース。ほとんどお金はかかりませんね(^0^)


さて、午後からはドナウ川沿いの街、ウーファーに向かいます。なにやら古城らしきものが見えてきました。Schloss Ottensheimというらしいですが、大変情報が少なく、登る道もわかりにくいです(というか、見つかりませんでした)。

このオッテンスハイムという街とウーファーの街は渡しフェリーが存在しています。ちょっと尾道の渡し船を思い出してしまいました(^0^)。進行方向が少し変でしょ? この方向のまま、カニのように横移動していきます。ドナウ川の流れが速いためなのか?と思っていたら、なんとこの船、見えにくいですが、先端に誘導ワイヤーが装着されていました。そうです。別に両岸に渡されたワイヤーから引っ張ってもらいながら移動しているようです。すごいな~。

渡し船に乗りたい気持ちはあったのですが、自転車まで含めると5EUROぐらいかかるので、無料の迂回路を目指します。迂回路は落差による水力発電所です。下流にも同じようなものがありましたよね。先月に比べて、だいぶ水の流れは治まったようです

ここは自転車や歩行者のみに開放しているドナウ川の重要な渡りルートです。おっと、自転車以外に馬も通れるみたいですね(笑)。
ちなみに自動車は通れませんので、先ほどのフェリーで渡るか、10km先の橋を渡るしかないようです。ドナウ川は意外と橋がありませんので気をつけないと大変な目にあいます。

ドナウ川の反対側に出て、あとはひたすらリンツまで戻ります。自転車道は主要道路に沿っているので、ただひたすら漕いでいく辛い旅程です。更に自転車道が狭くて、遅い人がいるとちんたら付いていくしかないです。まあ急ぐ旅でもありませんので、サイクリング、サイクリング...

ようやくリンツの街並みが見えてきました。ドナウ川は相変わらず泥水です...あれ?...泳いでいるぞ!...こんな濁った水でよく泳ぐな~。しかも砂浜のビーチではなく、単なる土手ですよ。いくら日光浴が好きなヨーロッパの人でも、ここはないよね(笑)。

ドナウ川沿いには写真のように素敵なカフェがたくさん点在しています。カフェですが、みなさんビールを飲んでいます。自転車を漕いで喉がカラカラな私は何度、引き寄せられそうになったか...(笑) チキショーと思いながら自宅まで帰りました。もちろん帰宅途中のガソリンスタンドのお店で缶ビール(0.6EURO, 500ml)を買って帰りましたよ!自宅でプシューです(^0^)。

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