Ars Electronica Center
昨日土曜日(5/11)はリンツにあるArs Electronica Centerを見学してきました。ちょうどサイエンス企画が開催中で、JKUのオリバー先生が展示をしていたので、便乗して無料で入れました(^0^)。
正直言って、子供向け科学館でもあるので、大したことないのではと予想していたのですが、とんでもない。最新鋭の技術ばかりです。こちらは投影画像がスクリーンだけでなく床や壁までカバーする没入型3Dシアターです。ハイビジョンDLPプロジェクタを8台ぐらい使ってます。内容も惑星探査と宇宙の起源で、3Dで見ることで非常にわかりやすく、迫力ある映像が楽しめました。
常設展示場もびっくり。脳波解析装置を使って、創造だけでメールを書いたり...おいおい、私もやったことがないぞ!
こちらは眼球計測装置を使って視線のサーカード運動を測ったり、再帰性反射を使って体の内部を投影したり...すごすぎる。
工作スペースには日本でもできてきたFabLabがあって、3Dプリンタやレーザーカッターで創作実習をしていました。
これって、小学生ぐらいには難しくないのか?とJKUの学生に聞いたら、「どうせ体験するなら最新技術のほうが良いに決まっているし、面白いと思ってくれてわからないところは自分で勉強してくれればOKじゃない?」とのこと。なるほど。日本の教育や科学展示は少し過保護なのかもしれない。ただ、こちらは格差は当たり前で、勉強したい子だけ成長のチャンスを平等に与えるという考え方。日本のようにみんな平等に勉強してねとはちょっと違うのだけどもね。
0 コメント:
コメントを投稿