2013/05/29

Kohl

さて、久々に食事に関する投稿です。海外経験の豊富な先生から、”ヨーロッパではキャベツ(Kohl)の千切りは食べられないぞ”と言われていました。確かに、普通に売っている白キャベツ(Weisskohl)は硬いし、繊維がしつこく、とても食べられたものではありません。でも...今日、見つけました! 日本風の春キャベツ(左側です。右側の白キャベツと比べると一目瞭然)。


思わずうれしくて、ドレッシングも買ってしまいました(^0^)。ひき肉も少量サイズを手に入れたので、早速、ハンバーグとキャベツの千切りサラダを頂きました!
う~ん、うまい!ちなみにサラダには生人参も添えてあります。にんじんはこちらの方が絶対おいしいです。味が濃く、シャキッとしています。

今日は御飯も上手に炊けました。作っているキッチン公開! 電気式コントが2個とシンクがあります。右側の下は冷蔵庫になっています。円安で外食がなかなかできないので自炊していますが、こんなの作っているので夜はあっという間に過ぎてしまいます。悲しい。

2013/05/25

traunSee(1)

先週のお休みに出かけてきたGmundenという街とトラウン湖について。 行程を先にお知らせします。


まずはEbenseeという街まで電車で移動。リンツから約2時間ですね。山間の小さな街ですが、ヨーロッパアルプスの端です。なんか雰囲気ありますよね。

ここから湖沿いに北上します。見えてきたのはTraunsteinという山。標高1691mなんですが、湖面が標高500mぐらいなので、そびえたつように目立っています。

ところどころには小さな集落があって、町の教会やお店が並んでいます。そういったところをちょこちょこと寄り道できるのが自転車旅のよいところですよね。

山の奥の方には2600~3000m級の山々が見えます。暖かくなったとはいえ、まだまだ雪深いようです。

このシリーズは(3)まで続きますので...

traunSee(2)

Gmundenのトラウン湖シリーズ第2弾です。Gmundenの町の近くにSeeschlossと呼ばれる湖に浮かぶ教会がありましたので訪問しました。出発して10kmぐらいのところです。


中はお土産屋とカフェが入っていますが、これといって歴史的に珍しいものはありません。ただ、湖の水面が上昇して水没した時の記録は生々しかった...あとは結婚式場としても有名なようです。

やっぱり、外側から見るのが良いところですね。公園に自転車を置いて、ボーと眺めていたら突然、絵描き魂が湧いてきて、一枚描きあげました。写真と比べると...ですが、私の思いは絵のとおりですね(笑)。


traunSee(3)

Gmundenのトラウン湖シリーズ第3弾です。Gmundenの街へ着きました。ゆっくり回ったつもりですが、2時間程度でした。


さて、列車の時間まで3時間ぐらいあるけど、一応、駅を見てみようと思って行ったのですが、駅は丘の上の丘陵地帯にありました。昇るのだけでヒーヒーだったので、もう降りたくないな...どうしようか...と考えていたら近くの街にサイクリングロードの看板がありました。

ではここだ!と思い、山道を登っていきます...あれ...結構大変...標高もどんどん上がっていきます。汗、汗、汗。

ようやく山頂へ、とても景色の奇麗な草原で休憩しながらパノラマ撮影。湖と山がとてもきれいです。(クリックしてくださいね、拡大して見ることができます)

帰りはダート道を選びながら下りて行きました。本当にオーストリアは山が多く、MTBが大活躍です!

2013/05/20

How to bring bicycle on train at Austria

いろいろ探したのですが、自転車とともにオーストリア鉄道に乗車する情報がなかったので、誰かのお役に立てばと。自転車が乗せられる電車は、QBB/IC,REX/Rなどの電車です。ICE(新幹線), RailJet(特急)へはパッキングしないと乗せられません。ザルツブルグとウィーンを結ぶ私鉄WESTBAHNも乗せられますが、QBB/ICと同じ手続きが必要です。

まずもっとも簡単な普通列車REX/R。これは切符さえ持っていれば自由に乗せることができます。ただ、自転車用に5ユーロ(一日券)が別途必要です。


自転車を載せられる車両は一番後方であることが多いです。車内にえいや!っと乗せて、勝手に固定。何回か乗っていますが、車掌さんが来たことない...でも外国人の私はドイツ語でごまかすことができないので、いつも正しく買っています!

お次はQBB/IC。準特急?といったところでしょうか。こちらは事前に予約が必要です。しかも、「電話してね!」って書いてありますが、私には無理です(笑)。なので私はいつも事前に駅まで予約しに行きます。予約が可能なら、写真のような札を発行してくれます。こちらは10ユーロ(一日券)。なぜかわからないですが、REX/Rは休日、ほとんど運休しています。ですのでどうしてもICに乗らなければなりません。これってオーストリア鉄道の策略でしょうか?

自分の自転車を乗せる車両は決まっています。ですからそこの場所で待っていると自転車専用のカーゴ車両が到着します。そしておじさんに渡して終わり。後はそそくさと自分たちが乗ります。で、この車両は通常、先頭方向についているのですが、この前は異なった後ろの方のカーゴ車両番号で予約されていました。ですので、後ろで待っていたら、到着した車掌が「前に行け!」と叫ぶ...なぜ?とにかくダッシュ!そう、ICは車両が長いため、前まで相当、距離があります。ハアハアで到着したら、積み込みのおじさんが「I'm sorry」と言ったので、何か手違いがあったのかもしれませんね。
フ~。これだから海外は疲れる...日本なら文句タラタラなんですけどね。

2013/05/19

China Store

おっと、お祭りがメインで町まで出かけたのではなかったんです。中華食材を売っているお店を見つけたので、早速、買い出しに行きました。


すげ~! オーストリアでおたふくソースに出会えるなんで、なんか感動! でも高いので買えません....

念願のみりんを見つけました!これでうどんがおいしく食べられる! あとは日本米と出前一丁の韓国版?を買いました。醤油や味噌、だしの素もありました。いままで郊外の中華食材屋さんまで行かなければならなかったのですが、これで少し、楽になります。

Linz Fes

5月18-20日はLinzの初夏のお祭りのようです。いつも混んでいる街中に出店が並んでいます。


日本の露店とちがって、地元の人が作った料理や漬物なんかを売っています。食べ物はよくわかりませんが、すごくおいしそうな香りがします。

いろんなところをまわって、私は巨大ソーセージとピクルス、そして焼きたてのパンのセットにしました。すごくおいしかったです。これで7ユーロ。

夕方からはドナウ川沿いの芝生でコンサートなどが開かれていました。ドイツ語自体がわかりませんが、音楽も前衛的でよくわかりませんでした(^0^)。みんなビールを飲みながら見ています。すごくおいしそうなのですが、現金が貴重な私はジュースで我慢我慢...(だって5ユーロもするんですよ!)

2013/05/16

Farmer's Restaurant

5/14はLab Talkといって、招聘研究者の研究内容をみんなで聞くという会でした。今回はGraz大学のMartinさん。博士最終年度です。講演が終わるとみんなでディナーが習慣のようです。”今日はハイキングだ”と言われて、ハア?という私に関係なく、山道を1時間も昇りました。到着したところはFarmer's Restaurantだったのです。


ここは農家の人が自分で作った野菜やハムをふるまっているレストランです。ですから、飲み物や食べ物は全てセルフサービスで受け取ります。

これが料理です。生ハムうま~い!野菜もたっぷりで単身者にはうれしい御馳走でした。これで10ユーロぐらい。飲み物はビールのほかに、この地方特有のリンゴの果実酒MOSTを頂きました。これまたうまいんですよね。

この写真を撮った時で19時ぐらいです。まだまだ明るく、まだまだ飲みは続く...

2013/05/15

Around the north LINZ

教会を無事見学できで、この高度を保ったまま、山間部にサイクリングに出かけました。一応、地図を印刷して持ってきたのですが、細かな地名がわからなくて、迷っています。


天気は回復してきました。この時期、オーストリアは花が咲き乱れています。中でも牧場全てが菜の花畑になっている地区は大変見ごたえがあります。

調子に乗ってずんずん進むと、かなり標高が高いところまで登ってきました。でも、もう足が限界です。太ももの筋肉が痙攣しています....最近、運動不足なのに、いきなり無理をするからですね。

なんとか地元の人に道を聞いたり、山勘が当たったりして無事、リンツに戻ってきました。後で見たら、持っていた地図の外まで走って行っています。そりゃわかんないよね。リンツの2万5千分の1の地図って売ってないかな?特に起伏が知りたい。グーグルマップではそこまで分からないので、山あり谷ありの大変なルートを選んでしまう恐れがあるため。

2013/05/12

visit Poestlingberg

さて、では教会(修道院?)に行ってみましょうか。この2つの塔はリンツのどこの町からも見ることができるため、市街地にある新大聖堂とともにリンツの象徴となっています。


中は...おお! 結構素敵。祭っているのはイエスキリスト様ですが、十字架に張り付けられているのではなく、なんか幸せな光の中にいるような姿です。天井のドームも歴史が感じられて良い雰囲気です。ウィーンの某教会とは大違い。

モノトーン+パートカラーでも撮ってみました。良い雰囲気です。そのまま10分ぐらい、椅子に座って崇高な気分に浸りました。

さて、この教会。山の頂上にあるので、自家用車のない観光客には辛いとお思いでしょうが...なんと登山電車があります。私が汗だくで登ってきたのに、涼しい顔をした観光客が多いのはこのためですね。往復で7ユーロ。ちょっと高め。

Load of Poestlingberg

今日は時々雨が降る不安定な天気ですが、日曜日はお店も開いていないし、何もすることがないので、サイクリングを決行しました。写真はお弁当用のサンドイッチです。開いている店がないし、自動販売機もないので、これらを持っていかないと悲惨な目にあります。


目指すは山間部。まずは前から気になっていたPoestlingberg教会です。山の上にあります。

すげー坂道...途中まで自転車漕ぎで頑張ったのですが、限界です。写真を撮る気も起りません。半分ぐらい歩いて約1時間で山頂へ登りました。標高差500mぐらい。

教会を見学する前に、ちょっと休憩。さすが標高が高いため、リンツの街が一望できます。ドナウ川の曲がり具合が良いですよね。

そして次に続く...

Ars Electronica Center

昨日土曜日(5/11)はリンツにあるArs Electronica Centerを見学してきました。ちょうどサイエンス企画が開催中で、JKUのオリバー先生が展示をしていたので、便乗して無料で入れました(^0^)。


正直言って、子供向け科学館でもあるので、大したことないのではと予想していたのですが、とんでもない。最新鋭の技術ばかりです。こちらは投影画像がスクリーンだけでなく床や壁までカバーする没入型3Dシアターです。ハイビジョンDLPプロジェクタを8台ぐらい使ってます。内容も惑星探査と宇宙の起源で、3Dで見ることで非常にわかりやすく、迫力ある映像が楽しめました。

常設展示場もびっくり。脳波解析装置を使って、創造だけでメールを書いたり...おいおい、私もやったことがないぞ!

こちらは眼球計測装置を使って視線のサーカード運動を測ったり、再帰性反射を使って体の内部を投影したり...すごすぎる。

工作スペースには日本でもできてきたFabLabがあって、3Dプリンタやレーザーカッターで創作実習をしていました。

これって、小学生ぐらいには難しくないのか?とJKUの学生に聞いたら、「どうせ体験するなら最新技術のほうが良いに決まっているし、面白いと思ってくれてわからないところは自分で勉強してくれればOKじゃない?」とのこと。なるほど。日本の教育や科学展示は少し過保護なのかもしれない。ただ、こちらは格差は当たり前で、勉強したい子だけ成長のチャンスを平等に与えるという考え方。日本のようにみんな平等に勉強してねとはちょっと違うのだけどもね。

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