2013/09/18

Greek Athens Part 5

国立考古学博物館に来ています.異国に行ったら,その国の歴史は学ばなければいけませんのでね(^0^).


入口の注意看板が手書きって(笑).でもわかりやすい.フラッシュをたかなければ写真撮影はOKのようです.

いきなり,すごい石像ですね! 大きいです.どこから発掘されたのかはわかりませんが.

おお!ギリシャらしい格闘技の彫刻です.左の人は「やれ!やれ!」と急かす人でしょうか.右の人は審判ですかね.

でました!万能の神「ゼウス」.ゼウスの彫刻はたくさんあります.それだけ崇められていたということでしょうね.でもみんな首ばかり.折れた跡があるので,昔は盗品として扱われていたのだと推察します.

こちらは馬に乗る少年?なんとこれ,金属製ながら紀元前4世紀の作品です.2400年も保存できるのですね,金属って.

発掘品は地中からばかりではありません.こちらはクレタ島の沖合から回収された石造.既に多くのサンゴがとりついています.

ポセイドンの全身像がありました.立派な体をしていますね.私も鍛えなければ...

この石造,ちょっと変わっています.天使が背中に乗って,隣の悪魔にちょっかい出しています.更に女性の手にはスリッパのようなもの.どういう物語があるのでしょうか,想像力をかきたてられます.

別にいやらしいつもりではないけど,この女性のおしり,すご~く美意識が高いですよね.忠実なのかデフォルメなのかがわかりませんが,これを作れと言われても,一生できないような気がする...

いや~,思った以上に楽しかったです.特に紀元前にこれら芸術品が生み出されたというところがすごい.裏手の倉庫にはまだ修復を待っている美術品がびっしりありました.
でも,ギリシャの博物館って,紀元前の作品ばかりなんですよね.そのあと2000年,何をしていたんだ! ギリシャ!

見学を終え,オモニアの大通りに出てきました.この通り沿いに移動すれば,それほど治安も悪くないです.観光客もたくさん歩いています.

通りにはこのような「キヨスク」的な売店がたくさんあります.夜遅くまで商売しているので,さしずめ,ギリシャのコンビニでしょうか.でも店員さんは頑丈な檻で覆われた中にいます.強盗対策でしょうか?

オモニア広場で地下鉄に乗り,次の観光地に向かいます.治安が悪い地域だということでしたが,地下鉄構内はすごくきれいです.というか,ほかの国よりよっぽど立派です.

おお.車両も新しい....ん?

ありゃりゃ,車両はすごい落書きだらけでした(笑).一体どうなっているんだ,ギリシャ! この国は...面白い.

Part6に続く

Greek Athens Part 6

地下鉄でモナスティラキ駅までやってきました.といっても一駅ですけど(笑).この近くはプラカ地区といって,新旧の市場がたくさんあります.人通りも多いし,露店もたくさん並んでいて,面白い.


駅のすぐ隣に,無造作に遺跡が並んでいます.ここはアドリアノスの図書館と呼ばれる遺跡で,2世紀頃にローマ皇帝アドリアノスに建設されたらしい.立派な壁が残っています.

しか~し,立派なのは壁だけで,中はまるで廃墟でした.これで図書館と言われても...静岡市にある登呂遺跡と同じですね.ここに古代人が住んでいたと言われても...(あの,悪気はありませんので)

チケットを使って入っているので,トイレを借りようとして中へ入ったら,なんと,トイレの中までも遺跡が(笑)

そう言われれば,地下鉄のモナスティラキ駅内にも遺跡がありました(↓).到る所,遺跡だらけのギリシャです.

続いて訪れたのはローマンアゴラ.ここで有名なのは奥にある風の神の塔。天文学者アンドロニコスが建てた塔で、日時計、水時計、風見の3役を果たしていたとか.アテネでは珍しい形の建築物です.

最後の見学先である,古代アゴラへ向かう道路は観光客相手のお店がたくさんあって,とても面白いです.

骨董品屋さんもたくさんありました.これって昔の銃ですね.とっても欲しいのですが...買って帰ったら,一発で空港にて没収されますよね(笑).

少々,歩き疲れたので,カフェでお茶することにしました.皆さんの衣類を見れば,今日のアテネがいかに暑いか,わかって頂けると思います.

アテネではあまり物乞いさんを見ませんでしたが,ここ,プラカ地区では少し見かけます.この写真の右端の少女たち,観光客相手に物乞いをしています.お姉ちゃんがおもちゃのようなアコーディオンを弾いて,妹が観光客の食べている料理をじっと見ているパターンです(プライバシーのため,写真は加工しています).
こんな子供たちが可哀想と多くの人が感じると思いますが,それが彼女らの手の内です.バックに親がいて,そのように振舞ったほうがお金をもらえると指導を受けています.悲しい世の中の現実です.

人間は生きていくのが大変ですよね.それに対して,この街の犬はいいですね.特に飼われているわけではないようですが,テリトリを持っていて,お気に入りの場所で悠々自適な生活を送っています.私の理想ですね(笑).

Part7に続く

Greek Athens Part 7

最後の観光地,古代アゴラにやってきました.アゴラとは「市場」という意味だそうですが,いろいろな施設が集まる場所だったようです。こちらは入り口近くにあるアタロスの柱廊.博物館もあるようですが,もう考古学博物館でおなかいっぱいなので,パスしました(笑)


古代アゴラからは昨日登ったアクロポリスがそびえています.しか~し,まったくの晴天で,日差しが強いです.今日も30℃を越している模様.

さらに暑い中を歩いていくと,この区域では比較的新しい,アギイ・アポストリ教会が見えてきます.それでも紀元1000年頃の教会だそうです.ギリシャ,古すぎ(笑)

同じ宗教でも,その土地で独自の発達を遂げますので,教会の装飾は大変興味深いです.こちらはギリシャ版のマリア像.ちょっと目が怖い...

そして古代アゴラでの一番の目玉,ヘファイストス神殿です.ここギリシャの中でも保存状態が良いほうで,完全な神殿の形を今に伝えています.

パルテノンよりちょっと小ぶりですが,様式はほぼ同じで,昔の人がここで祭典を行ったと思うと....古すぎて想像がつかない....ごめんなさい.

でも,良く見ると....ずれてますけど....大丈夫か? ギリシャ!

最後の観光地を後にして,アテネの町中を歩いています.ここ,立派な道なのですが,レストランが両横から,はみ出てきて,通るのも一苦労です.また,こんなところでゆっくり食事もできませんよね.

我々は裏の路地に出て,最後の地元料理を食べました.こちら,串焼き(スブラキ)です.いろんなお肉の種類があるようですが,今回は無難にチキンで.二人でシェアしても十分な量があります.

さて,そろそろ帰る時間が近づいてきました.再びバスに乗って,アテネ空港まで戻ります.もう夕方ですね.

帰りもオーストリア空港です.実はギリシャとオーストリアの間で時差が1時間ありますので,まだ日が出ているうちに到着できそうです.

予想よりとてもよかったギリシャ旅行でした.それほど怖い目にも,不快な目にも遭わなかったのも理由の一つでしょうが,なにより,異なる文化をまた一つ感じられたことでしょうかね.今度はぜひ,船に乗って島めぐりをしてみたいと思います.
(泊ったホテルから見た,島めぐりの連絡船です)

お疲れ様.

2013/09/09

Cesky Krumlov Part 1

ちょっと前後しますが、先週末の話です。
オーストリアに来て、自転車での旅が新たな趣味となりました。列車に気軽に乗せられますものね。で、帰国前の最後の自転車旅に良い場所はないか...と探していたところ、ありました! チェスキー・クルムロフというところです。
まずは地図で位置関係を。国はチェコ共和国なのですが、意外とリンツから近い。


ちょうどオーストリアとチェコの国境付近で、とてもきれいな中世の街がそのまま残っている世界遺産だということです。これは!と思い、サイクリングを含めた行程を作りました。以下のとおりです。まず列車に乗ってリブニックという国境の街で降り、そこから川沿いにクルムロフまでサイクリング。そしてクルムロフ観光後、再び15kmほど離れたヴェレシーンという街から電車に乗って帰るようにしました。

ただ、列車は非常に便が少ないです。2時間に1本ぐらい。ということで、朝6時起きで、7時20分発の電車で出かけます。人間、遊びのときは自然に起きられるのが不思議ですね(笑)。

列車に揺られて1時間30分、無事、国境を越えてリブニックへ着きました。今日の愛車はオリバー先生からの借りものです。実は...夏休み中、留守にした間に自転車を盗まれてしまいました(涙)

みごとにワイヤーをカットされて...確かに100円均一で買ったものですが、ちと細かったのか...とっても悲しいです。盗まれたこともですが、オーストリアってすごく治安も良いし。周りの人たちがとっても優しいだけに、すごく複雑です。しかし、最近はオーストリアもいろんな人が交じっていますので、自転車を部屋の中に入れておくべきでしたね。やはり悪い人は世界どこでもいるんだ。ううう...

気を取り直して、旅行記に戻ります。このリブニック駅で多くの人が降りましたが、みなさん、違う列車に乗り換えています。実はこの奥に国立公園があり、みなさんそこへ行くようです。ここからクルムロフまでサイクリングするような人は私ぐらいみたいです。

しか~し、チェコの列車は歴史を感じられますね(^0^)。この感覚、ブタペストと同じです。共に、30年ほど前までは社会主義の国でしたからですかね?

さて、私はサイクリングを開始しました。良く考えると、まったくの異国で、頼れる人もなしにふらふらと出歩けるものです。まあ、これも学生時代の旅の経験が生かされているのでしょうか?リスク回避の作戦(非常食、連絡手段など)はいくつも準備して行ってますので(笑)

7kmぐらい走ってきた地点です。クルムロフまで28km。その上のスキーリフトの看板を見てください。そうです。この辺は冬はスキー場です。今日も朝は10℃以下まで冷え込みました。ウィンドブレーカーを着ていますが、手が凍えるほど寒い...今日は8月31日ですよ!

この看板の場所を右手に曲がると川が並行して流れています。この川、クルムロフやプラハまで流れているブルタバ川です。色は茶褐色ですが、透明度は高いようです。川に鉄鉱石か何かが流れ込んで、こんな色になっていると思われます。こんな上流でもボート下りをしている人が見受けられます。

また、川の途中には御覧のような貸ボート屋さんが点在しています。どのぐらいの値段がするのか、見当がつきませんが。

そう言われると、行程のあちこちで、このようなボートを積んだトラックや自動車とたくさんすれ違いました。さすがヨーロッパ。自然相手のスポーツはとても盛んです。

Part2へ続く。

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